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※本コラムは、金融広報中央委員会「知るぽると」子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度調査データを参考にしています。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/kodomo_chosa/2015/
金融広報中央委員会が行った調査によると小学生は約8割がおこづかいをもらっているようです。
中学生・高校生は、定期的にもらっている子と必要の都度もらっている子を合わせると9割弱がおこづかいをもらっているようです。
おこづかいの渡し方は、低学年のうちは「ときどき」が多く、高学年になるにつれて「月に1回」など定期的に渡す家庭が多いようですね!
けろちゃん、
どういうタイミングで定期的に渡すようにしたの?
うちは子供が"毎月いくらって決めてほしい"って言いだしたタイミングだったかな。
おこづかいの渡し方も定期的に渡すようになると、その都度渡していた頃より、
"来月お友達と出掛ける予定があるから貯めておこう"
"発売予定のゲームを買いたいから残しておこう"等、計画的に使えるようになりそうですね。
( 100円以下切り捨て )
1,000円 | |
2,500円 | |
5,100円 |
月に1回もらっている小学生の子の最頻値(最も多く回答された値)は500円です。
時々もらう子のうち低学年・中学年は1回に100円が最頻値ですが、高学年になると1回に1,000円が最頻値になります。
小学生の月のおこづかい平均は、月1,000円程度なことから、低学年のうちは少額ずつ渡していますが、高学年になると一気に1,000円渡す家庭が多いようです。
けろちゃんちは、どういう風だった??
うちの場合は、小学生のうちは学年×100円で、中学生からは 1,000円スタートで学年が上がるたびに毎年1,000円プラスだったから、高校3年生の時は6,000円になるかな。
順位 | 低学年 | 中学年 | 高学年 |
---|---|---|---|
1位 | おかしやジュース | おかしやジュース | おかしやジュース |
2位 | おもちゃなど | ゲームソフトやおもちゃ類 | ゲームソフトやおもちゃ類 |
3位 | ゲームをする | ゲームをする | まんが |
おこづかいの使いみちを見ると、「おかしやジュース」が1位です。
中学年・高学年になると、「ゲームソフトやおもちゃ類」が使いみちの2位にランクインします。
2015年度調査でもゲームや漫画が使いみちに入っています。
順位 | 中学生 | 高校生 |
---|---|---|
1位 | 友達との外食・軽食代 | 友達との外食・軽食代 |
2位 | おやつなどの飲食物 | おやつなどの飲食物 |
3位 | 友達へのプレゼント | 休日に遊びにいくときの交通費 |
中学生になると、携帯電話を持ち始めて交友関係も広くなり、友達付き合いにお金を使うようになりますね。
高校生になると、休日に電車で友達と出掛けたりさらに行動範囲も広がるため、使いみちの3位に「休日に遊びにいくときの交通費」が入っています。
お金の使い方にも変化が現れています。
お金の価値観や、おこづかいで買うものの範囲、それからルールも色々なんだね。
お友達と話していても違うよね。
テスト勉強で朝から図書館の自習室へ行く日は、昼ごはん代とバス代は別でもらっていたかも?!
おこづかいをもらっている子を100とし、おこづかい帳を利用している割合について見てみましょう。
おこづかい帳をつけている割合 | |
---|---|
小学校低学年 | 19.6% |
小学校中学年 | 24.1% |
小学校高学年 | 21.8% |
中学生 | 22.0% |
高校生 | 16.7% |
※金融広報中央委員会「知るぽると」子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度調査データを参考に表作成
おこづかい帳をつけたことがある人は多くいるかもしれませんが、継続して高校生になっても利用している人は16.7%と少ないことが分かります。
どこまで管理するかも各家庭まちまちでしょうが、子どもが成人したときに、収入と支出について考えられることができ、自立させてあげることが親の役目ではないでしょうか。
金融教育って聞いたことあるけど、家庭の中でも少しずつ教える必要がありそうだね?!
ほかの家はどうなのか、気になるよね。
僕は小学校の頃に、お手伝いをするとプラス50円多くもらえたり、お金は稼がないともらえないことを教わったよ。
※本コラムの内容は一例です。
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