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寄付金の使いみちを選べます。
税金の使われ方を考えるきっかけになり、応援したい地域の力になれます。
地域の特産物を返礼品として受け取れます。
( 返礼品を受け取らず、寄付のみも行えます。)
確定申告などの手続きをすると
税金の控除を受けられます。( 控除上限額あり )
自己負担は寄付金額に関わらず一律2,000円
1回の寄付でも複数回の寄付でも2,000円を差し引いた額が控除されます。
◆ 住んでいる自治体を応援したい。
◆ 確定申告などの手続きが面倒くさい。
◆ 手元資金に余裕がない。
◆ 控除上限額の確認(源泉徴収票をもとに計算する)
◆ 自治体と返礼品を選ぶ(控除上限額以内で選択)
◆ 期限内に確定申告、e-Tax、ワンストップ特例制度の申請などの手続き(忘れると損してしまいます)
◆ 税金の控除の確認(翌年6月「市民税決定通知書」)
(回答数:50、アンケート実施:2022年9月-10月)
ふるさと納税を利用したことはありますか? | 利用したことがある | 利用したことはない |
---|---|---|
回答数 | 20 | 30 |
ふるさと納税を初めて利用したのはいつ頃ですか? | 去年から | 2年以上前から |
---|---|---|
回答数 | 7 | 13 |
ふるさと納税を利用している人の割合(へきしん職員へのアンケート結果)は、5人に2人、つまり4割が利用しています。そして、利用している人の8割は「今年も利用したい」との回答でした。
確定申告などの手続きをする手間よりも返礼品をもらえるメリットに魅力を感じる人がリピート利用しているようです。
「利用しない」理由を聞き取りすると、「手続きが手間、控除上限額の計算が面倒、今さら調べるのが大変そう」というマイナスの理由と「自分の住んでいる町に納税したい」という前向きな理由がありました。
「ふるさと納税をいつから利用しているか?」という回答は、ふるさと納税を利用している人の約3分の1は、「去年から利用」しているライトユーザーでした。
今回のアンケートでのふるさと納税を利用している人の属性を見てみると...
【 年代 】: 50代、30代、40代、20代、60代という順で利用者が多い。
【 婚姻について 】: 1.既婚(共働き)、2.既婚(片働き又は扶養内で勤務)3.その他 以上3つの選択肢で属性を分けると下のグラフになりました。
これは、ふるさと納税を利用していない人も含めたデータと比較すると...
共働きの家庭と、その他の納税者は利用率が高く、既婚で妻は扶養の家庭は利用率が低い結果でした。
ちなみに、ふるさと納税を5年以上利用しているヘビーユーザーは共働きでした。
ふるさと納税は、税制の寄付金控除を活用した制度です。いったん寄付金を支払って申告すると、翌年度の税金が控除され、翌年度の月収が少し増えたように感じる仕組みのため、手元資金に余裕があるときに、少しでも税負担を軽くしたいサラリーマンが利用できる制度ともいえます。
・ 返礼品を選ぶのが楽しい。(40代・女性)
・ おせち料理や旬のフルーツなど家族で食べるものを選ぶ。(50代・男性)
・ 自分の住んでいる市に納税したい。(50代・男性)
・ 住宅ローン控除を利用しているから。(40代・男性)
・ これから利用してみたい。(20代・女性)
ここに注目!
住宅ローン控除を利用する期間は、ふるさと納税を利用できる額が少なくなるため、寄付や確定申告などの手続きの手間を考えて利用しない人もいますし、制度を熟知して利用している人もいます。
どのような返礼品が人気かを、よく頼むものや、おすすめの品を中心に聞き取りしました。
● お米とお肉が一番人気(半数ほどの人が選ぶ傾向) |
男性人気 ● トイレットペーパーや飲料水(500mlペットボトルを箱で)等の日用品 |
女性人気 ● シャインマスカットなどの高級フルーツ |
大多数の人は食品を返礼品に選んでいました。
聞き取りのなかで珍しいと思ったものを番外編で紹介します。
【 番外編 】
・ 魚焼きグリルプレート、防災セット(30代・男性)
・ 観光施設でつかえる商品券(50代・男性)
・ マラソン大会のエントリー権、抽せん無く出場できる(不明・男性)
・ 名産品の焼き物の食器を毎年少しずつ揃えています(20代・女性)
・ 化粧水、乳液などの基礎化粧品(40代・女性)
いかがでしょうか。
節税に興味のある方にとっても、ふるさと納税は興味深い制度でもあります。
ふるさと納税を知ることは、税金について学ぶ機会になったよ。それに日本地図で所在地を調べたり、全国の市町村の名産品も知ったんだ。