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期間 | 出入国総数 | 出入国総数 うち日本人率 |
出国者数 | 入国者数 |
---|---|---|---|---|
2018年 | 9,820万人 | 38.6% | 4,920万人 | 4,899万人 |
2019年 | 10,264万人 | 39.1% | 5,141万人 | 5,123万人 |
2020年 | 1,596万人 | 43.0% | 805万人 | 791万人 |
2021年 | 199万人 | 50.9% | 90万人 | 108万人 |
2022年 | 1,353万人 | 40.2% | 698万人 | 655万人 |
出典:出入国在留管理庁ホームページ(外部リンク) 2022年 「港別 出入国者」を参考に作成
出入国在留管理庁が公表している「外国人入国者数及び日本人出国者数等について」によると、2018年(平成31年)の新型コロナウイルス感染症が流行する以前の出入国総数が約9,820万人であったのに対し、最も厳しい行動制限のあった2021年(令和3年)には約199万人にまで減少してしまいました。しかし、2022年(令和4年)に約1,353万人にまで回復しています。
まだまだコロナ前の水準には届きませんが、2023年以降は出入国総数も増加し、徐々に回復していくことが見込まれます。
出入国によく利用されている空港と、利用者の日本人割合からインバウンド需要について、2022年データで表を作成しました。
利用順位 | 利用港 | 出入国総数 | 出入国総数 うち日本人率 |
---|---|---|---|
- | 全国総計 | 1,353万人 | 40.2% |
1 | 成田空港 (千葉県) | 576万人 | 41.6% |
2 | 羽田空港 (東京都) | 369万人 | 55.9% |
3 | 関西国際空港 (大阪府) | 231万人 | 27.4% |
4 | 福岡空港 (福岡県) | 93万人 | 17.3% |
5 | 中部国際空港 セントレア (愛知県) | 44万人 | 36.4% |
6 | 新千歳空港 (北海道) | 26万人 | 3.3% |
7 | 那覇空港 (沖縄県) | 10万人 | 6.5% |
出典:出入国在留管理庁ホームページ(外部リンク) 2022年 「港別 出入国者」を参考に作成
「港別 出入国者」2022年データから、島国である日本へは船より飛行機での出入国が一般的といえます。利用順位上位7位の空港からの出入国が総数の99.8%を占めていました。
本州では、東にある空港ほど日本人の利用割合が高く、西にある空港ほど海外からの出入国が多いという結果でした。
また、北海道や沖縄の空港は日本人割合が、3.3%、6.5%と顕著に低く、行動制限がされていた影響もありますが観光目的での旅行者のほとんどは海外から訪れていることが分かります。行動制限解除後の旅行需要の高まりもあり、ゴールデンウィーク頃に夏休みの国内旅行を検索してみると観光地の旅費の相場が上がっているような印象を受けました。観光地ほどインバウンド需要が高いため、日本人が国内旅行したい場合の価格も上がる傾向かと思われます。
インバウンドとは |
訪日外国人旅行、海外(他国)から日本へ訪れてくる旅行のことをいいます。カタカナ表記で使うことが多く、和製英語のようです。 |
外務省では、旅券発行数の動向等を明らかにすることを目的として、日本国内及び海外における日本国旅券の発行数を集計し、毎年2月20日の「旅券の日」に旅券統計を公表しています。
「旅券統計」によると、2021年(令和3年)に国内で発行された一般旅券(パスポート)数が約51.4万数であったのに対し、2022年(令和4年)の発行数は121.9万数、対前年比は約2.4倍であり、コロナウイルス終息に向けてパスポートの更新をした人が増加したようです。
一般旅券とは |
海外渡航(国境越え)の際に本人確認資料として提示するもので、パスポートと言います。 日本では各都道府県の申請窓口で申請し外務省が発券する公用旅券以外の旅券であり、有効期間が5年、10年及び有効期間を限定したものがあります。 |
年代別パスポート発行数(国内)2022年集計
年代 | 人数 |
---|---|
19歳以下 | 25.4万人 |
20歳代 | 26.4万人 |
30歳代 | 17.5万人 |
40歳代 | 18.4万人 |
50歳代 | 16.7万人 |
60歳代 | 10.5万人 |
70歳代 | 5.8万人 |
80歳以上 | 1.1万人 |
出典:外務省「旅券統計」(外部リンク)の「一般旅券年代別・性別発行数(国内)」を参考に作成
※統計は旅券発行数の統計であり、実際に外国へ渡航した者の数とは一致しません。
2022年のパスポート発行数を年代別に見ると、20歳代が最多の約 26.4万人、次いで19歳以下が約 25.4万人もの人が新規取得申請をしており、多くの若者が海外に興味を持っていることが分かります。
日本政府観光局が公表している「各国・地域別 ⽇本⼈訪問者数 [⽇本から各国・地域への到着者数] (2016年-2020年)」より、直近5年で出入国総数が最も多かった2019年データについて、日本人が多く訪れた人気の訪問先1位は、アメリカで、アメリカ訪問のうち約4割はハワイを訪れています。
次いで人気な訪問先はアジア諸国であることから、比較的短期で手軽に海外旅行を楽しんでいることが考えられます。
2019年日本人の人気訪問先 TOP5
順位 | 訪問先 | 訪問者数 (人) |
---|---|---|
1 | アメリカ | 3,752,980 |
- | ( ハワイ州 ) | ( 1,576,205 ) |
2 | 韓国 | 3,271,706 |
3 | 中国 | 2,676,334 |
4 | 台湾 | 2,167,952 |
5 | タイ | 1,806,438 |
出典:日本政府観光局「各国・地域別 ⽇本⼈訪問者数 [⽇本から各国・地域への到着者数] (2016年-2020年)」(外部リンク)より作成
インバウンドで訪れて来るのは、どこの国からが多いのでしょうか。日本政府観光局が公表している「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2023年)」より、2022年データについて、表を作成しました。
韓国からの訪日が約101万人もあり、他国からと比べ一段と多いことが分かります。3位のアメリカを除くと、上位10位以内は全てアジア諸国からでした。
順位 | 訪問先 | 訪問者数 (人) |
---|---|---|
1 | 韓国 | 1,012,751 |
2 | 台湾 | 331,097 |
3 | アメリカ | 323,513 |
4 | ベトナム | 284,113 |
5 | 香港 | 269,285 |
出典:日本政府観光局「国籍/月別 訪日外客数(2003年~2023年)」(外部リンク)より作成
国土交通省観光庁の「旅行・観光消費動向調査 2022年1月~12月期」によると、中部地方の居住者における国内旅行(宿泊)の平均旅行単価は約5.9万円となっています。コロナウイルスの影響から、海外旅行単価については集計されていません。
2022年は、国内宿泊旅行を2人に1人の人が経験し、1年間に1.9回ほど国内旅行をしたことより、1年間に使った国内宿泊旅行費用は平均11万円ほどという調査結果でした。
2023年のゴールデンウィーク頃には、パスポートの申請する人が多く、申請業務が繁忙とのニュースをよく見ました。
行きたいと思った時に気軽に旅行に行けるよう、自由に使えるお金を今からしっかりと準備しておきましょう。
旅行積立とは、旅行会社や航空会社が取り扱っている積立商品のことです。
満期時に積み立てた額にサービス額が上乗せされます。金融機関の預貯金に比べて利率が高いこと、上乗せされたサービス額は非課税なのが魅力ですが、貯めた資金は旅行券として受け取ることが⼀般的なため、旅行目的にしか使用できず自由度が低いことが欠点です。また、中途解約した場合は、元本割れする可能性があることや旅行積立をしている旅行会社 等が倒産した場合は、積み立てた資金が戻らないことがあるリスクにも注意が必要です。 旅行積立は、定期的に旅行に行く人や新幹線・飛行機に乗る機会の多い人に向いています。
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