MONEY COLUMN おしえて!めりっとくん

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第21話 72の法則

第21話

72の法則

金利

更新日:2022年02月02日

こんにちは!めりっとくんです。

いきなりだけど、「1000万円を持っていたとして、10年で2倍に増やすために必要な金利は?」って聞かれたら、すぐに答えられるかな?

そんな難しい計算はできないって思うけど、実は[ 72の法則 ]を使うと簡単に計算ができるんだ。

72の法則
金融商品に投資する際に、金利の複利効果により元本を2倍にする場合の投資期間(または金利)を
概算で求めるための法則のこと。
お金を2倍にするのに必要な年数=72÷金利

お金を2倍にするのに必要な金利=72÷年数

◆ [ 72の法則 ]は、アインシュタインによって発見されたという説があるけど、15世紀のイタリアでは既に知られていたようだよ。

Q1: 10年でお金を2倍にするのに必要な金利は...

A1: 72÷10=7.2%

7%位の金利といえば、1990年ごろ... そう!バブル絶頂期の定期預金金利なんだ。

金融機関に預けているだけで預金が2倍になる!そんな時代もあったんだよ。

Q2: ところで最近の定期預金金利は何%か知っているかな?

A2: 0.002%

2倍に増やすための年数を72の法則を使って計算してみよう。

72÷0.002=36000年 ... 人生100年時代というけれど、さすがに長生きできないね。

3万6千年前の日本は後期旧石器時代、ホモサピエンスが海を渡り日本へ移住してきた頃といわれているよ。

ほかにも金利の法則ってあるのかな?

● 100の法則(単利)

100の法則
単利金利により元本を2倍にする場合の投資期間(金利)を概算で求めるための法則のこと。
お金を2倍にするのに必要な年数=100÷金利

お金を2倍にするのに必要な金利=100÷年数

● 115の法則(複利)

115の法則
複利金利により元本を3倍にする場合の投資期間(金利)を概算で求めるための法則のこと。
お金を3倍にするのに必要な年数=115÷金利

お金を3倍にするのに必要な金利=115÷年数

金利の法則の比較

72の法則(複利) 100の法則(単利) 115の法則(複利)
利回り 2倍にするための年数 2倍にするための年数 3倍にするための年数
0.01% 7200年 10000年 11500年
1.00% 72年 100年 115年
3.00% 24年 33年 38年
5.00% 14年 20年 23年
7.00% 10年 14年 16年

表を見ると、単利より複利で運用した方が投資期間が短くてすむことが分かるね。

複利運用は効果があるんだ。

「単利」と「複利」は、利息の計算方法の種類だよ。

● 単利 ...[預けた元本のみ]に利息がつく

● 複利 ...[預けた元本+利息]に利息がつく

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複利運用のほうが効果的なのは分かったけど、元本がないと始まらないよね。

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