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分散投資ってなんだろう?初心者でも始められる投資信託

分散投資ってなんだろう?初心者でも始められる投資信託

投資信託

更新日:2022年02月07日

こんにちは!めりっとくんです。

みんなは分散投資って知っているかな?
「資産運用を始めてみたいけど、リスクは減らしたい。」
そんな人には分散投資をおすすめするよ。
分散投資をすることで、リスクを低く抑えることができるんだ。
これから分散投資について説明するね。

分散投資とは

運用に関する有名な格言に、「卵を1つのかごに盛るな」という言葉があります。
すべての卵を1つのかごに盛っていた場合、そのかごを落としてしまうとすべての卵が割れてしまいます。しかし、複数のかごに分けて卵を盛っておけば、そのうちの1つのかごを落としてしまっても他のかごの卵は割れません。
卵を投資に置き換えても同じことが言えます。投資をする対象や金額を複数に分散させることで、リスクを低く抑える効果が期待できます。これを分散投資といいます。
資産運用で大切なのは投資先や投資時期などを分散させることです。

分散投資には大きく3つのものが挙げられます。

① 資産の分散
投資の対象となる商品には幅広いラインナップがありますが、「この商品(ファンド)が特に気になるから」と、一つの商品だけに集中投資した場合、その商品が大幅に値下がりすると大きな損失を出すことになります。しかし、複数の商品に分散して投資しておけば、その内の一つが値下がりしても一点集中で投資した場合より損失が大きくならずに済む可能性があります。資金を1つの金融商品にまとめて投資せず、さまざまな種類に分散して投資するとリスクも分散されて、投資の安定度が増します。この方法を「資産の分散」といいます。

② 地域の分散
投資の対象地域は幅広いため、日本国内の商品に限らず、海外の商品も投資対象にすることでリスクを軽減させる効果が期待できます。投資対象の価格は、対象先の国や地域の状況や為替の変動によって値動きすることになります。仮に国内の商品にだけ投資していたとして、大規模な災害が首都圏で発生した場合、長期間に渡って値動きに影響が出ると予想されます。しかし、海外の商品に分散して投資しておくことで、国内商品以外はその影響を受けずに済む可能性があります。異なる地域の商品や通貨を組み合わせて投資することにより価格変動リスクを低く抑えることにつながります。また、一つの商品で様々な国や地域を投資対象としているバランス型ファンドを保有しておくのも一手だと言えます。この方法を「地域の分散」といいます。

③時間の分散
投資信託は値動きのある金融商品です。各商品(ファンド)ごとに毎日価格(基準価額)が変動します。「安い時に買い、高い時に売る」のが理想ですが、いつ値上がりして値下がるのかを確実に読むことはできません。ですから、「この商品はこれから更に値上がりそうだ」と一度に多額の投資をしてしまうと、そこから値下がりした時に大きな損失を出すことになります。そこで、購入の時期をあえてずらすことでリスクを軽減させる効果が期待できます。

一度に全額を投資するのではなく、何回かに分けて投資したり、毎月一定額を積み立てるなどの方法で購入時期を分散させることによって、一度に投資するよりも購入価格を抑える効果が期待できます

定期的に一定金額で投資信託を購入する「ドルコスト平均法」を利用するのもひとつの方法です。この方法を「時間の分散」といいます。

チェックポイント

ドルコスト平均法とは、長期にわたって定期的に一定金額で投資信託を購入していくことにより、基準価額が高いときには購入口数が少なく、低いときには購入口数が多くなり、結果として購入金額の平均が割安になることを目指す投資方法です。分散投資に有効な手段とされています。
投資信託の積立投資プランは、ドルコスト平均法で購入することから、長い時間をかけてじっくり資産形成をしたい方に向いている投資方法です。

長期保有

できるかぎりリスクを小さくするための方法として、「長期保有」があります。
リスク商品は、短期間では一時的要因で大きく変動することがありますが、長期間でみるとこの変動リスクが小さくなる傾向があります。

まとめ

投資信託には常にリスクが伴います。ローリスク・ハイリターンで運用できるのが望ましいですが、残念ながらそのような商品はありません。
ハイリターンを期待するならば、同時にハイリスクになることをご理解いただく必要があります。この場合におけるリスクとはリターン時の振れ幅の大きさを指し、値下がりによる損失だけでなく、大きく値上がりする可能性を合わせてリスクといいます。つまり、「リスクが大きい」ということは、「振れ幅が大きい」ことを意味し、「リスク=危険」という一般的な意味合いとは少し異なります。リターンは投資によってもたらされる利益を指します。通常、株式に投資している商品はリスクが高いとされ、債券に投資している商品はリスクが低いとされています。
分散投資として、複数の商品に投資していたとしても、そのすべてがリスクの高い株式に投資している商品である場合はリスクの分散にはなりません。商品の値動きを観察し、異なる値動きの商品を組み合わせていただくことが重要です。運用目的に合わせてリターン目標を設定し、無理のない投資をしていただくことがリスクの軽減につながります。

これらを踏まえて、リスクと上手に付き合い、投資信託を始めてみませんか?
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