Q&A

午後3時以降、信用金庫の職員は何をしているんだろう?

締め上げ

お客さまがすべて帰られると、その日に受け付けした税金のとりまとめや、手形・小切手の集計、伝票類の精査、現金の過不足がないかを確認します。お客さまの大切なお金をお預かりしていますので、伝票1枚、現金1円の違算も許されません。
またお客さまからお預かりした重要な書類等は、一つひとつ記録し、授受を明確にして金庫室に保管します。

翌日の準備と勉強会

締め上げが終わると、翌日の営業活動の準備や、勉強会を行います。勉強会では、新しい商品知識の習得、税制や制度の確認、マーケットの動向等を行います。

信用金庫は「銀行」や「信用組合」とどのようなところが違うのだろうか?

信用金庫の仕組み

信用金庫は公共性の高い協同組織による金融機関です。中小企業や住民の方々を会員としています。また、ご融資は、会員を原則としていますが、会員以外の方々へのご融資(700万円以下)も認められており、ご預金はどなたでも広くご利用いただけます。信用金庫は、地域の金融機関ですから、お預かりしたご預金はすべて地域の発展のために役立てています。

信用金庫と銀行の違い

銀行は株式会社で大企業が主なお取引先です。信用金庫は会員の相互扶助を目的とした協同組織で、中小企業や個人が主なお取引先です。経営理念の違いが、それぞれの金融機関の組織のあり方を決めました。銀行が株式会社であり営利法人であることに対し、信用金庫は地域の方々が利用者・会員となってお互いに地域の繁栄を図るための協同組織金融機関です。会員すなわち地域社会の利益が優先されるわけです。

信用金庫と信用組合の違い

同じ協同組織の金融機関ですが、根拠法、会員(組合員)資格が異なるほか、業務の範囲は、信用金庫は預金の受け入れに制限がありませんが、信用組合は原則として組合員が対象になっています。

会員について

信用金庫の事業地域にお住まいの方・お勤めの方・事業者なら会員になっていただくことができます。ただし、信用金庫は中小企業のための金融機関ですから、従業員数が300人を超え、または資本金が9億円を超える事業者の方は会員になることができません。
※国内企業の99.7%は中小企業と言われています。

金融知識がないけど大丈夫か?

学部学科不問

応募するにあたって必要な知識・資格等はありません。
当金庫は様々な学部・学科の出身者が活躍しており、理系の学生様も積極的に採用しています。

教育制度の充実

入庫後は研修制度(金融実務・知識習得研修、保険・投資信託研修・融資研修、おもてなし研修等)や配属店舗でのマンツーマン教育制度が充実しているので安心して業務の習得ができます。

職場環境はどうなんだろう?

ジョブローテーション

入庫1年目は営業支援担当(窓口・後方事務・融資)として基礎知識を習得し、ご来店をいただいたお客様に預金はもちろん、保険や投資信託などの様々な金融商品のご提案、融資の内部事務をします。
入庫2年目からは、営業担当として男女ともに個人のお客様や企業のお客様を訪問し、融資のご提案やお客様の事業課題の解決、資産運用のお手伝いをします。
その後は、営業担当を継続したり営業支援担当又は本部の専門部署へ配置転換等、適性に応じ様々な職務経験を積むことができます。

自宅から通勤可能

およそ3年程度のサイクルで人事異動がありますが、営業エリアが限られているため転居を伴う転勤はありません。人事異動を経験することで、より多くのお客様、職員とのつながりや仕事の幅を広げることができます。

休暇について

完全週休2日制で、土・日・祝日は休日です。年次有給休暇制度は初年度から10日間付与されます。当金庫では年に1回、5営業日連続で休暇を取得することができます。休暇取得する前後の土日を含めると最大9日間の休暇取得が可能で、旅行なども楽しめます。