JIBUN SHIGOTO JIBUN SHIGOTO
管理職 デジタル戦略部 部長
水野 嘉大 Mizuno Yoshihiro

変化を遂げる金融業界の中で新しい仕組みやビジネスを作る。それが私たちの使命です。

入庫の理由

金融商品とは目に見えない商品です。そのため、お客様が金融商品を適切に判断するためには、目の前にいる担当者の役割がとても重要になります。そういう責任の重い仕事に就けば、自分自身の人間的な魅力を高められるのではないか。そう考えて、金融業界を志望しました。
また、金融業界の中で碧海信用金庫を選んだ理由は、面接を通して職員の「人間味」を感じたからです。当時は就職氷河期ということもあり、世の中で「終身雇用制度の崩壊」「成果主義」「即戦力採用」などのワードが飛び交っていましたが、碧海信用金庫は地域金融機関として人材を育てていこうとする考えを示していました。人材を育て、その人材の力で地域を育てる。そうした考え方に共感し、入庫を志望しました。

現在の仕事

私が所属するのは、2021年4月に新設された「デジタル戦略部」という部署です。この部署の主要業務は、「デジタルバンキング」「業務改革」「職員のモチベーション向上」「人員配置の最適化」で、現在はフィンテック(金融IT)の推進として、「へきしんアプリ」の企画運営やオープンAPI(外部から金融機関のシステムに接続できる仕組み)の実現に向けた取り組み、RPA(ロボットによる業務自動化)の試行導入、AIの業務活用などに取り組んでいます。また、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた取り組みや、新しいビジネスモデルの立案なども行っています。
新しいプロジェクトを立ち上げる際は、法律やシステム、費用対効果、お客様の声など、さまざまな観点から検討・整理を行うことが必要です。また、さまざまな関係者と目的を共有し、ひとつのチームをまとめ上げる力も必要になります。そのために、小さなコミュニケーションを積み重ねながら日々の仕事に取り組んでいます。

仕事のやりがい

金融機関は従来、金融規制に守られてきた業界です。そのためこれまでは、多くの金融機関が新しい取り組みに対して慎重な姿勢を取ってきたと思います。しかし近年規制緩和が進み、フィンテックという言葉も一般的になる中、従来の金融業務の枠を超えた取り組みによって、厳しい経営環境に適応することが必要となってきました。こうした新しい領域にチャレンジすることが、私たち業務イノベーション室の役割です。この部署で経験できるすべての業務にやりがいを感じます。
私が心がけているのは、どのような仕事においても後悔がないよう常にベストを尽くすことです。自分が担当した仕事は、必ず何らかの形で後に残ります。その結果がどうあっても、「あの時はベストを尽くした」と受け入れられるよう、後悔のない毎日を過ごしていきたいと思います。